【懸所宝塔】国重要文化財
道西の道場跡で蓮如上人に関する遺宝が保存され、境内には「懸所宝塔」と呼ばれる国重要文化財があります。
境内隅に立つ懸所宝塔はよく知られた石造宝塔で、国指定の重要文化財です。
高さ3.83mの鎌倉時代の作品で、江戸時代に近所から移されたといわれています。土台は真四角の4つの石で、その上に欄干(らんかん)をイメージさせる円形の塔身が乗っています。
土台の側面にはくっきりと孔雀(くじゃく)が彫られています。
屋根と相輪(そうりん)も完全に残っており、全体的に均整のとれた美しい姿です。
数多くある近江の石造宝塔の中でも、もっとも優れたものの1つです。
住所:滋賀県守山市金森町753
お問い合わせ:善立寺
077-582-2086