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福林寺は、日本天台宗の宗祖・伝教大師最澄が、平安時代の初めに比叡山延暦寺根本中堂建立の用材を甲賀の山に求めた折、三上山の麓に瑞光を見られ、そこで得られた霊木で一刀三礼して刻まれた十一面観音をご本尊に、福林寺を開創したといわれています。

ご本尊のお顔はやさしく、体は肩から腰にかけての流れるような柔らかい輪郭を持つ気品高い“十一面観音菩薩”です。

昨今、表層彩色の剥離や剥落等が著しかったことから、有縁の方々のご支援ご協力により２０２３年５月から２０２４年３月にかけ、京都国立博物館内の（公財）美術院国宝修理所において、約１００年ぶりの保存修理が行われました。

また織田信長の焼き討ちの折に、焼失したとされる阿弥陀三尊の脇侍・観音勢至菩薩も復元されました。

このことを記念し、令和７年１１月１日（土）から１６日の間、４４年ぶりのご開帳が行われます。

またと無いこの機会に、是非ご参拝ください。

拝観お申し込みは
氏名・連絡先・参拝希望日・人数をご記入の上FAXにて

大慈山 福林寺
滋賀県守山市木浜町2011
電  話：０７７－５８５－１２０５
F A X : ０７７－５８５－６０１５　　まで